「 責任能力 」 の情報 

... 付き判決を求めたが、四宮裁判長は「精神障害は適応障害のみで、症状の不安や抑うつは犯行に影響を与えていない」と完全責任能力を認めた。

裁判では精神障害による責任能力が争われ検察側は「うつ病の影響はなく無差別的な理不尽極まりない犯行」として懲役１８年を求刑していました。

公判で検察側は、被告の男は精神障害があるものの、自らの人格に基づいて犯行に及び、完全責任能力があると指摘。弁護側は、心神耗弱状態だった

裁判では、介護によるストレスで精神障害を発症していた被告の責任能力が争点となっていた。 5日の判決公判で河村宜信裁判長は「犯行前後の合理的

精神鑑定の信用性は高い。被告は一貫して合目的的な行動を取った。精神障害は認められず、十分な責任能力がなかったことを疑わせる事情もない。

... 判断や犯行を思いとどまることができない心神耗弱であったと主張したのに対し、検察側は精神障害は限定的で完全な責任能力があると主張した。

事件当時、アルコールと服薬の影響で心神耗弱状態だったとの主張も「責任能力に影響するような精神障害はない」と退け、「被害者の恐怖や無念さ

裁判では、精神障害に伴う被告の完全責任能力の有無が争われる。弁護側は妄想性障害の影響などで責任能力が減退していたとして「無期懲役を科す

河村裁判長は被告の責任能力について「犯行時、精神障害の影響で善悪を判断することや犯行を思いとどまることが難しいという状態ではなかった」

さらに被告が事件当時、精神障害で心神喪失か心神耗弱状態だったと弁護側は述べて、責任能力を争う。裁判では丁寧な審理を尽くし、凄惨な事件の